高配当株を始めたいけど
ちょっと怖い…
新NISAで
高配当株に投資したい。
こんな悩みの方に読んで欲しい記事です。
私自身も新NISAで米国高配当ETFに投資します。
・ HDVに月6万円
・ SPYDに月6万円
米国高配当ETFの代表的な御三家と言われますね。
ここで新ニュース!!
SBI証券より御三家の投資信託ver.も新登場!
こちらも詳細をまとめます!
新NISAに向けて投信信託ver.も出たコトで
ますます米国高配当ETFが注目されてます。
投資すべきかどうか、
その基礎を一緒に学んでみましょう!!
このブログでわかることは5つ
① 新NISAでオススメできる人
② 御三家の分配金を徹底比較
③ 御三家のリターンを比較
④ 御三家の銘柄・運用を比較
⑤ 投資信託ver.とETFはどっちがお得?
高配当の金のニワトリを育てて
今と将来を豊かにしましょう!
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高配当株の選びたい方は
こちらのブログもお役に立つを思います💡
結果だけ知りたい方は
最後のまとめにどうぞ☺
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こちらのオススメ記事も
お役に立てると思うのでぜひ見てほしいです👇
新NISAに米国高配当ETFをオススメする人
① 月10万円以上投資できる人
② コツコツ継続できる人
③ 高配当株を管理する時間がない人
全てを満た必要ありません。
どれか一つで当てはまれば検討いただけたらと思います。
詳細はこちらにまとめています👇
『新NISAに高配当株はダメか?』
今回はさらっと説明します!
オススメ① 月10万円以上投資できる人
新NISAの第一目的は
『老後資金』の確保です。
それは積み立て投資枠600万円を
最速で埋めれば達成できます。
具体的には
月10万円投資すれば25年後に2000万円。
つまりは
つみたて投資枠を埋めるのが最優先
高配当株投資はその後!
成長投資枠にその後入金しましょう!
『月10万円以上投資する人』でした!!
オススメ② コツコツ継続できる人
高配当株(ETF)の一番のメリットは
毎年のように自動で現金が入ること。
とはいえ
月5万円の配当金に育つのに15年かかります。
節約が好きな人も
高配当株投資ハマると思います。
ETFからからの収入は
配当金ではなく分配金ですね。
オススメ③ 高配当株を選ぶ時間・手間がない人
最後の話しは高配当投資の中でも
『米国高配当ETF』をオススメする人です。
・ コツコツ継続できる人
・ でも高配当株がわからない…
そんな方も多いと思います。
日本も米国も個別株は大変だらけ。
・ 買うタイミングが大変
・ 定期的に確認するのが大変
それなら
日本高配当ファンドはどうなの?
正直言ってビミョーです…
頼りないなぁという判断です。
詳細はこちらにまとめています。
『SBI日本高配当株式ファンド』
米国高配当ETFだと
・ 銘柄の分散や組み換えも十分で
・ コストが圧倒的に安い
この3つを兼ね揃えています。
自分で管理する手間が必要なし!
っということで
これからは米国高配当ETFの素晴らしさを徹底解説いたします。
新NISAに米国高配当ETFをオススメする人は次の3つでした。
② コツコツ継続できる人
③ 高配当株を管理する時間がない人
結論:米国高配当ETFでのオススメパターン
米国高配当ETFはスゴイけど
3つのどれがオススメ?
これらETF御三家の選び方は
お金、時間、性格によって分けられるかなと思います。
ではそれぞれ解説します!
VYMをオススメできる人
・ 投資時の利回りはそれほど高くない
・ でも増配率はピカイチ(減配少ない)
・ トータルリターンも高い
・ ヘルスケア、金融、生活必需品が多い
ということで
結論オススメできる人はこちら
② 分配金の安定感が欲しい
③ トータルリターンも欲しい
早めに一括投資するのが吉
SPYDをオススメできる人
・ 投資時の利回りが高い
・ 分配金の振れ幅が大きい(減配)
・ 暴落時に下落が大きい
・ 不動産や公益事業が多い
ということで
結論オススメできる人はこちら
② 暴落を狙って投資できる人
③ 分配金を再投資する人
暴落時にメンタル崩れないかがポイント!
HDVをオススメできる人
・ 利回りはVYMとSPYDの間
・ 増配もVYMとSPYDの間
・ リターンもVYMとSPYDの間
・ エネルギー、ヘルスケア、生活必需品が多い
ということで
結論オススメできる人はこちら
米国高配当ETFの分配金を徹底比較
3つの特徴はわかったから
もっと具体的に教えてよ。
ということで
分配金の推移を見ることで
・ 増配率
・ 減配リスク
この3つを見ましょう!
ちなみに
個別株だと配当金と言いますが
投資信託やETFだと分配金と呼びます。
分配金:ファンドの純資産で支払う。
VYM, HDV, SPYDの分配利回り:SPYDが1位
上のグラフは各年の分配利回りです。
・ HDV:3.2%~4.1%
・ SPYD:3.7~5.0%
どの年代でもこの順番は同じで
SPYDが最も高利回りです。
その一方でSPYDの振れ幅は大きいですね。
VYMは3%利回り欲しいところ。
HDVは3.5%程度と利回りとして丁度いい水準ですね💡
VYM, HDV, SPYDの増配率:VYMが1位
上のグラフは1年間増配率の推移です。
5年平均増配率を計算すると
・ HDV:4.8%
・ SPYD:2.4%
VYMの増配率は
2010年以降は常に増配がスゴイ!
VYMは安定感バツグン
HDVやSPYDも振れ幅あるものの
着実に増配しているのに間違いないですね!
ちなみに5年平均増配率の計算は
(5年目の分配金 ÷ 1年目の分配金)を(1/5)乗しています。
将来利回り:YOCの考え方
初めから高配当と
だんだん増配していくの
どっちがいいの?
この考え方は将来利回りのことですね。
YOC(Yield on Cost)とも呼ばれます。
配当利回りは現時点での話です。
配当利回り ÷ 投資した金額です。
YOCの考え方はこちらにまとめています。
VYM, SPYD, HDVもそれぞれの考えを後で説明しますね。
VYM, HDV, SPYDの減配リスク:SPYDの減配多い
もう一度同じ画像ですが
減配に着目してみましょう!
マイナスの数字の時が減配ですね…
・ HDV:2回(2016年, 2021年)
・ SPYD:4回
SPYD…
7年中4回の減配…
SPYDの分配金は予想しづらいです。
VYMも2009-2010年で減配…
リーマンショックでかなり苦しかったはず。
もしHDVやSPYDが2009年で存在すると
VYM以上の減配だったと予想できます。
減配リスクの見極め方はこちらも参照ください。
『高配当株ワナ銘柄の7つの危険と見分け方』
VYM, HDV, SPYDの分配金の推移
改めてそれぞれの配当金をまとめてみました。
既に分配金の分析したので数値をさらっと。
今まで区別して書いてて気づいたと思いますが
VYM:赤色
HDV:黄色(オレンジ)
SPYD:青色
として色を分けて記載しています。
VYMの配当金推移は下のグラフです。
おぉぉおお!!
キレイな右肩上がり!
続いてはHDVの分配金の推移です。
基本的に右肩上がりだけど
たまに減配のリスクあり…
最後にSPYDの分配金を見ましょう。
直近は増配しているけど
減配リスクが多いですね….
分配金の推移を見ると今まで分析した
・ 増配率
・ 減配リスク
と合わせると
どういう特徴かがよくわかりますね。
結局、
最初から高利回りと
増配するのってどっちがいい?
ってことで
将来利回り(YOC)を見ていきましょう!
新NISAでの投資シミュレーション
新NISAのような長期投資だと
増配率も大事かと思います。
ということで
30年運用した場合で考えてみましょう!
条件はこちらの通りです。
VYM:3.0%
HDV:3.5%
SPYD:4.4%
VYM:6.0%
HDV:5.0%
SPYD:2.0%
毎月5万円, 20年間つみたて
毎月10万円, 10年間つみたて
毎月20万円, 5年間つみたて
新NISAの成長投資枠として
Max1200万円をつみたてした後は放置
毎月5万円の20年間積み立ての場合
まずは
毎月5万円の20年間つみたてした場合!
横軸が投資の年数、縦軸は毎月の分配金です。
20年以内の積み立て中はSPYDがお得
20年以降はVYMやHDVがお得になります。
毎月2万円あれば
選択肢は広がりますね!
毎月10万円の10年間積み立ての場合
次は
毎月10万円、10年つみたてした場合!
15年以内の積み立て中はSPYDがお得
15年以降はVYMやHDVがお得になります。
1.5~2倍の分配金をいただけます。
積み立てが大きいと
分配金も大きく変わる!
毎月20万円の5年間積み立ての場合
最後は
毎月20万円、5年つみたてした場合!
15年以内の積み立て中はSPYDがお得
15年以降はVYMやHDVがお得になります。
10年後の分配金は月4~5万円でした。
シミュレーションのまとめ
15年後利回り | 30年後利回り | ||
---|---|---|---|
月5万円 20年積み立て | VYM | 4.4% | 10.1% |
HDV | 4.7% | 9.4% | |
SPYD | 4.8% | 6.5% | |
月10万円 10年積み立て | VYM | 5.3% | 12.5% |
HDV | 5.6% | 11.7% | |
SPYD | 5.3% | 7.2% | |
月20万円 5年積み立て | VYM | 6.0% | 14.5% |
HDV | 6.3% | 13.1% | |
SPYD | 5.6% | 7.5% |
こちらは15年後、30年後の
投資金に対する利回りです(YOC)
大きく違いがある!
オススメの投資はありますか?
オススメの投資スタイル
シミュレーションを踏まえると
→ VYMやHDV
→ SPYD
SPYDってあまり
オススメじゃない?
SPYDは将来利回りが低い?
結論いうと
投資熟練者だとSPYDをオススメできます。
SPYDは積み立てではなく
アクティブ運用が求められるから
SPYDは暴落した時にとことん暴落します。
暴落時は分配金もものすごく下がります。
SNSではSPYD投資はバカにされます。
そんな時に投資できるメンタル維持できる人だと
利回り8%とかボーナスをいただけます。
米国高配当ETFの分配金の小まとめ
御三家の分配金を見てきましたね。
・ VYM:利回り低く、安定した増配
・ HDV:中間的で減配もある
・ SPYD:利回り高く、減配が多い
VYM, HDV:分配金を15年以降に使いたい
SPYD:分配金を15年以内に使いたい
高い分配利回りをゲットできます。
HDVやSPYDは減配が多いと書きましたが
長期的には増配できています。
短期的には下がった時に
SNSではボロカスに言われます。
そこをグッとこらえた人だけ
ひいてはそこで追加投資したものだけが
配当金を貯められますね。
米国高配当ETFと投信信託 どっちがお得?
米国高配当ETFの分配金を解説しました。
ETFのリターンやセクターを解説します。
ETFと投資信託
どっちがいいの?
・ VYM
・ HDV
・ SPYD
・ SBI・V・米国高配当株式 (VYM)
・ SBI・SPDR・S&P500高配当株式(SPYD)
ってお問い合わせです。
残念ながらSBI証券でしか投資信託は購入できないとのこと。
経費率・管理運用(コスト)の違い
・ VYM:0.06%
・ HDV:0.08%
・ SPYD:0.07%
・ VYM:0.1238%
・ SPYD:0.1338%
SBI投資マイレージポイントを使えば
0.10%程度になるかなと考えてます。
コストで大きな違いはなし
投資信託は外国税がない?
米国の企業に投資する場合は
外国税+国内課税が引かれます。
国内課税:20.315%
国内課税のみが非課税になるんですね。
投資信託なら
外国税はかからない?
投資信託もETFでも外国税が引かれます。
わかりやすい説明をSBIアセットマネジメントさんがしてくれました。
米国高配当株式ファンドの外国税に関して表でまとめました。経済条件は課税及びNISA口座ともに違いはありません。
ただし課税口座は、外国税の還付を受けるには投資家自ら外国税額控除の申告をする必要があり、ファンドは申告が不要なため手間が削減出来ることになります。 pic.twitter.com/d0f3sy9U0y— SBIアセットマネジメント株式会社 (@SBI_AM) December 25, 2023
投資信託でもETFでも外国税が引かれます。
投資信託をオススメする人
・ SBI証券の口座を持っている
・ 入金のきりをよくしたい
・ 少額で投資する
・ 指値買いしたい
・ タイミング投資したい
SBI証券の人は投資信託
それ以外の人はETF
そんなくくりでいいのかなと思ってます。
米国高配当ETFのリターンを徹底比較
次からは
米国高配当ETFのリターンを見ていきます!
高配当でも
下落するなら意味がありません…
VYM:トータルリターン大きい
HDV:中間だけどVYMより
SPYD:暴落からの戻りが遅い
トータルリターン:VYMが1位
まずはトータルリターンから
上のチャートはVYM, HDV, SPYDの
2018年からの5年チャートです。
HDV:黄色(オレンジ)
SPYD:青色
VYM:+29%
HDV:+13%
SPYD:+4%
VYMはリターンも大きい!
最大下落率:1位はSPYD
暴落リスクも見ていきましょう!
一目でわかりますがSPYDが結構ひどい…
2020年3月のコロナショックがわかりやすいので
最大下落率と半値戻しを見てみましょう!
VYM:-34%
HDV:-34%
SPYD:-46%
SPYDは半分投資金がなくなる…
下落しても早く回復することが大切
ってことで半値戻しを見てみましょう!
半値戻しのタイミング
投資で誰もが知っている有名格言
半値戻しは全戻し
大きく下落した後に半分まで戻れば、
元まで戻る上昇力があると言われます。
ってことで
コロナショックからの
最大下落からの半値戻しを分析!
2020年の3月に下落し、
そこから半値戻しの時期は…
HDV:2020年5月
SPYD:2020年11月
SPYD…
全然戻らない…
SPYDは暴落率が大きい
元にも戻りづらい…
というデメリットがあります。
一方で逆手にとると
そのタイミングで投資しておくと
利回り8%とかで投資できました。
『売れ』『持っているやつはバカ』
って人が多かったです。
スタンスを変えずに買いましょう!
と冷静な人が一番信頼できますね💡
米国高配当ETFのセクター比率・銘柄比率を徹底比較
今までは分配金の推移と株価の値動きを解説してきました。
・ VYM:利回り小、増配大、株価上昇
・ SPYD:利回り大、増配小、不安定
・ HDV:その中間 (VYMに近い)
なぜ
高配当ETFでも違いがあるのか?
・ セクター比
・ 銘柄費比率
このあたりを見ていきましょう。
VYM, HDV, SPYDの運用方針
SPYDの運用方針
・ 設定日:2015年10月
・ 運用会社:ステート・ストリート社
・ 基準価額:35~45$程度
・ 資産総額:69億$ (約0.97兆円)
・ 構成銘柄数:約80
・ 比率:80銘柄を均等割り(約1.25%)
・ 投資対象:S&P500の高利回り80
・ 連動指数:S&P500高配当指数
基準価額は低くて買いやすい。
銘柄選定が明確!
S&P500に限定することで
明らかなワナ銘柄を除く方針
HDVの運用方針
・ 設定日:2011年3月
・ 運用会社:ブラックロック社
・ 基準価額:95~105$程度
・ 資産総額:103億$ (約1.4兆円)
・ 構成銘柄数:約75
・ 比率:配当加重平均
・ 投資対象:米国の財務健全&高利回り
・ 不動産は投資対象を除く
・ 連動指数:Morningstar Dividend Yield Focus TR USD
選定基準として
不動産は除かれています
財務健全な企業って?
結論言うと
Wide mote ratingが高い企業です。
20年以上の競争優勢を持つ企業を指します。
VYMの運用方針
最後にVYMの運用方針はこちら
・ 設定日:2006年11月
・ 運用会社:バンガード社
・ 基準価額:100~120$程度
・ 資産総額:510億$ (約7.2兆円)
・ 構成銘柄数:約400
・ 比率:時価総額加重平均
・ 投資対象:米国大型株の高利回り
・ REITは投資対象から除く
・ 連動指数:FTSEハイディビデンド・イールド
VYMの特徴…
銘柄数が多い!!
株価は基本高め
資産総額は圧倒的に多い!
選定基準がふわっとしてる?
ってことで
高利回りってどういう基準か調べました。
たかにんさんのブログがわかりやすいので参考に
調べると結構単純でした。
上のデータは
VTIの上位100社からVYMの銘柄を比較しています。
※VTI:全米3000社のインデックスファンド
① 全米の時価総額の順番で
② 配当利回り:2.0%以上
③ 不動産セクター以外
で400銘柄を目途に選定されていますね。
2024年バージョンを
自分でも調べてみます!
VYM, HDV, SPYDのセクター比率
先ほどで運用方針の違いを見てきました。
VYMとHDVは不動産セクターを除く方針が大きな違いですね。
実際のセクター比率の違いも見ましょう!
VYMのセクター比率
やはり不動産セクターはないですね。
金融が大きくトップで、
他セクターが10%程度で分散されています。
後でセクター比率と
VYM, HDV, SPYDで比較しましょう!
HDVのセクター比率
やはり不動産セクターはなし。
ヘルスケアセクターがトップで、
生活必需品とエネルギー含めて50%以上です。
セクターの偏りは多いのが特徴!
SPYDのセクター比率
SPYDの一番大きな特徴が
不動産セクターが22%もあることですね。
金融と不動産で50%近くあり
もっともセクターの偏りがあります。
御三家のセクター比率の比較
全体の比率を見たところで
VYM, HDV, SPYDを比較しましょう!
VYM | HDV | SPYD |
---|---|---|
金融 20.8% | ヘルスケア 20.8% | 金融 25.6% |
生活必需品 12.7% | 生活必需品 17.1% | 不動産 22.0% |
資本財 12.1% | エネルギー 16.5% | 公共事業 14.5% |
ヘルスケア 11.8% | 通信 13.8% | エネルギー 6.7% |
エネルギー 10.5% | 情報技術 9.4% | ヘルスケア 6.5% |
一般消費財 9.1% | 公共事業 8.2% | 生活必需品 5.8% |
情報技術 8.3% | 金融 5.7% | 一般消費財 4.3% |
公共事業 7.3% | 資本財 4.9% | 情報技術 3.3% |
通信 5.0% | 一般消費財 2.9% | コミュニケーション 2.8% |
素材 2.4% | 素材 0.4% | 資本財 1.3% |
下はセクター比率の順位別にしてみました。
セクター比率をまとめると
ある程度の近い傾向
特に不動産が20%以上が大きな特徴!
SPYDは均等比率のため比率はほぼ同じ
VYM, HDV, SPYDの銘柄比率
ETFのセクター比率を見て
全体像の違いがわかったかなと思います。
これを踏まえて上位銘柄も見ていきましょう。
VYMの構成銘柄
銘柄名 | セクター | ファンドの割合 | |
---|---|---|---|
1 | JPモルガン・チェース | 金融 | 3.4% |
2 | エクソンモービル | エネルギー | 3.1% |
3 | ブロードコム | 情報技術 | 3.0% |
4 | J&J | ヘルスケア | 2.8% |
5 | P&G | 一般消費財 | 2.7% |
6 | ホーム・デポ | 一般消費財 | 2.4% |
7 | メルク | ヘルスケア | 1.9% |
8 | アッヴィ | ヘルスケア | 1.9% |
9 | シェブロン | エネルギー | 1.9% |
10 | ペプシコ | 生活必需品 | 1.7% |
一つの銘柄は5%以内で
大きな偏りがないよう設定されていますね。
・ ヘルスケア
・ 一般消費財
・ エネルギー
が多いようです。
その一方で
セクター比率の一位が金融も着目点ですね。
HDVの構成銘柄
銘柄名 | セクター | ファンドの割合 | |
---|---|---|---|
1 | エクソンモービル | エネルギー | 8.2% |
2 | シェブロン | エネルギー | 6.0% |
3 | J&J | ヘルスケア | 6.0% |
4 | アッヴィ | ヘルスケア | 5.8% |
5 | ベライゾン | 通信 | 5.7% |
6 | フィリップ・モリス | 生活必需品 | 4.3% |
7 | メルク | ヘルスケア | 4.0% |
8 | コカ・コーラ | 生活必需品 | 3.8% |
9 | ペプシコ | 生活必需品 | 3.7% |
10 | アルトリア・グループ | 生活必需品 | 3.6% |
・ ヘルスケア
・ 生活必需品
ある程度集中されているのがわかります。
SPYDの構成銘柄
銘柄名 | セクター | ファンドの割合 | |
---|---|---|---|
1 | シーゲート | 情報技術 | 1.8% |
2 | NRGエナジー | 公共事業 | 1.7% |
3 | フィリップス66 | エネルギー | 1.6% |
4 | FITB | 金融 | 1.5% |
5 | キーコープ | 金融 | 1.5% |
6 | ザイオンズ | 金融 | 1.5% |
7 | アムジェン | ヘルスケア | 1.5% |
8 | PKG | 素材 | 1.5% |
9 | インテル | 情報技術 | 1.5% |
10 | サイモン | 不動産 | 1.5% |
SPYDは均等比率なので
基本的に1.25%で同じで違いなし。
株価などで少しブレがある程度で
参考程度と見た方がいいです。
ちなみに
シーゲートは私がかなり好きな銘柄!
私も個別で投資しており
その理由をこちらにまとめています。
『3年で2000万円投資した結果』
御三家の比較
上位銘柄で共通する銘柄を探しましょう!
SPYDは均等比率なので80銘柄全部で。
・ アッヴィ(ABBV)
・シェブロン(CVX)
・ エクソンモービル(XOM)
・ J&J(JNJ)
・ メルク(MRK)
・ ペプシコ(PEP)
・ ベライゾン(VZ)
・ フィリップモリス(PM)
・ アルトリア(MO)
VYMとSPYDの2つで共通する銘柄
→ 最初の御三家共通以外では該当なし
3つのETFは運用会社も違えば
運用方針や選定基準も異なります。
そんな中で共通した銘柄なので
配当株として強みがありそうですね。
👇の記事たちも人生豊かになるヒントです。
ぜひご覧ください☺
新NISAにオススメの米国高配当ETF
VYM, HDV, SPYDについて徹底解説しました。
① 新NISAでオススメできる人
② 御三家の分配金を徹底比較
③ 御三家のリターンを比較
④ 御三家の銘柄・運用を比較
⑤ 投資信託ver.とETFはどっちがお得?
◆ 月10万円以上投資できる人
◆ コツコツ継続できる人
◆ 高配当株を管理する時間がない人
新登場のSBI投資信託に関しては
コストは大きな差はないと考えてます。
・ きりがいい金額を投資したい
・ SBI証券を開設している人
無料なのでぜひ開設してはどうでしょうか?
米国高配当ETF VYM, HDV, SPYDの
分配金、リターンの比較はこちら
単位:USドル | VYM | HDV | SPYD |
---|---|---|---|
分配利回り 平均 | 3.0% | 3.5% | 4.4% |
分配利回 最高値 | 3.4% | 4.1% | 5.0% |
年平均増配率 (5年平均) | 5.6% | 4.8% | 2.4% |
月20万円投資 30年後利回り | 14.5% | 13.1% | 7.5% |
減配の年 | 2回 | 2回 | 4回 |
5年リターン | +29% | +13% | +4% |
最大下落率 | -34% | -34% | -46% |
月20万円投資 30年後利回り | 14.5% | 13.1% | 7.5% |
結論 | |||
利回り 増配率 減配 5年リターン 最大下落率 | △ ◎ ◎ ◎ △ | 〇 ◎ 〇 〇 △ | ◎ 〇 × 〇 × |
それらを踏まえて、
オススメのETFと特徴はこちら。
・ 投資時の利回りはそれほど高くない
・ でも増配率はピカイチ(減配少ない)
・ トータルリターンも高い
・ ヘルスケア、金融、生活必需品が多い
ということで
結論オススメできる人はこちら
① 分配金の成長を待てる(15年以上)
② 分配金の安定感が欲しい
③ トータルリターンも欲しい
私の第一本命のETF!
続いてはSPYDについて
・ 投資時の利回りが高い
・ 分配金の振れ幅が大きい(減配)
・ 暴落時に下落が大きい
・ 不動産や公益事業が多い
ということで
結論オススメできる人はこちら
② 暴落を狙って投資できる人
③ 分配金を再投資する人
暴落時のメンタル維持が大事!
最後にHDVです。
・ 利回りはVYMとSPYDの間
・ 増配もVYMとSPYDの間
・ リターンもVYMとSPYDの間
・ エネルギー、ヘルスケア、生活必需品が多い
ということで
結論オススメできる人はこちら
このブログを読んで少しでもお役に立てれたら嬉しいです!!
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