投資って、
なんで続けられないの?
新NISAの含み益が増えて、
すごい嬉しいです!
こんな感じの人に読んで欲しい記事です。
ほったらかしにするだけでしょ!
何が難しいの?
それができたら、
誰も涙を流してません…
えっ!?
そうなの?
実際、
投資の継続年数は3年とも言われます。
今回は、
なぜ長期投資が難しいのか?
『アノマリー』と呼ばれる現象に着目します。
ぜひぜひこのブログを読んで
悩みをスッキリさせましょう!
今回のもくじはこちら
・ S&P500の各月ごとの成績
・ オルカンの各月ごとの成績
・ なぜ〇月に辞めてしまうのか?
一緒に学んで行動していきましょう!!
改めましてこんにちは!
たいか(X:Taica)です。
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節約・投資を学んでます。
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結果だけ知りたい方は
最後のまとめにどうぞ☺
目次に戻る
オルカン/S&P500の前提知識
新NISAでの人気のファンドは2つ
・ S&P500
オルカンとS&P500を解説します。
前提の知識は以下にまとまっているので、
こちらを見ると次からのもっと意味がわかります。
このブログ記事だけも
わかりやすいよう心かけます!
『オルカンとS&P500の両方投資をオススメする理由』
『楽天オルカンが最安値。それでもeMAXIS Slimをオススメする理由』
『インデックス投資・高配当株投資のまとめ』
オルカン|新NISAで長期投資できず失敗する人
新NISAから投資を始めた人は多いはず。
・ 日経平均株価が33年ぶりの高値。
・ オルカンの初資産2兆円突破。
・ S&P500も史上最高値。
っと株価や基準価額が上昇してて、
2024年1月からウハウハな人も多いはず。
そして勘違いしちゃう人もたくさんいます。
あれ?
このままいけば、
+100万円もすぐじゃない?
って思ったところで、
大きな下落が待ち受けているんです。
結論、
浮かれている人は9月に辞めると予想します!
えっ!?
なんで?
これを今から解説しますね。
オルカン|新NISAでも9月に売る人が多いと予想
結論、
下落が多い月を見ると、
8月~9月は確率高く下落しちゃいます。
利益がどんどん減って、損失だけが増える…
それに耐えられるかが難しいです。
でも、
ほったらかし投資で
いいんじゃないの?
まさにその通りなんです。
・ SNSで売った方がいい声が多数
・ 新NISAは国の陰謀論が増える
・ 損失が増えていいか不安に
実際に
2022年もひどかった…
これを防ぐためには、
なぜ8~9月が下落するのかを知るコトです!
8~9月って
そんなに下落するの?
ってことで、
詳細を説明しますね。
オルカン|各月だけの上昇率
上の表は、
オルカンの連動する指数(MSCI-ACWI)を、
各月の1ヶ月分だけを切り取ったデータです。
詳細| 各月の数値の算出方法は?
① 2010年~2023年の
各1ヶ月の月始-月終の変化率を計算
(ここが一番大変)
② 2010年の月始を100として、
各年の変化率をかけ算していく。
ザックリした傾向を言うと、
3, 6, 9, 12月は下落しやすい。
また、
5月~9月は下落しやすい。
詳細| 各月の数値はクリック
2010年時点を100とすると、
2023年終わり時点では、
1月:120
2月:108
3月:95
4月:114
5月:90
6月:95
7月:126
8月:88
9月:78
10月:122
11月:137
12月:96
えっ、
こんなに変わるの!??
私も調べるまでは、
もっとバラバラなデータかなと思ってました。
でも事実として、
月によって上昇・下落がある。
この事実を、
知っているか、知らないか。
これだけでもメンタルの安定感が違います。
毎年こうなるんだよ…と知ることで、
オロオロしなくても大丈夫ですよね。
結構みんな騒ぐので、
慌てなくても大丈夫!
ってことで、
この傾向がS&P500も同様か見てみましょう!
S&P500|下落が多いタイミングは8~9月
トップとワーストはやはりオルカン同様!
やっぱりここは共通してる!
投資をする前の私の考えだと、
株価は企業の努力で変わると思ってました。
でも現実はそうでもないようです…
ちなみに、
こちらの内容をX(Twitter)で共有すると、
コメント100件以上と反響がありました。
予言します。
新NISA 9月で辞める人続出。『S&P500とオルカン』
8月~9月はいつも下落しちゃう。ってかこれ…なぁぜなぁぜ? pic.twitter.com/rnU7kNkHbe
— たいか@投資節約 ×副業ブロガー (@Taica_sheep) January 27, 2024
それでは、
各月ごとの上昇率を見てみましょう!
S&P500|各月だけの変化率
上の表はS&P500における、
各月の1ヶ月分だけを切り取ったデータです。
詳細| 各月の数値の算出方法は?
① 2010年~2023年の
各1ヶ月の月始-月終の変化率を計算
(これが一番ヤバイ)
② 2010年の月始を100として、
各年の変化率をかけ算していく。
オルカンよりもS&P500の方が
わかりやすく上昇 or 下落してますね。
7月は大きく上昇しています。
3, 6, 9月の成績が悪く、
1, 4, 7, 10月の成績がいいですね。
詳細| 各月の数値はクリック
2010年時点を100とすると、
2023年終わり時点では、
1月:118
2月:110
3月:102
4月:126
5月:103
6月:106
7月:146
8月:98
9月:78
10月:137
11月:150
12月:104
ってか、
こんな月によって変わるの?
どうして?
確かに不思議ですよね。
企業の業績などに関わらずに、
月によって上昇と下落が決まっている。
これを『アノマリー』と呼びます。
ってことで次からは、
アノマリーについて解説いたします!
長期投資を継続するコツ:アノマリーを知る
アノマリーとは、
論理的根拠はないが、
よく当たる相場の経験則のこと。
よくある投資の格言で、
知っている人も多いかもです。
有名なのは『セルインメイ』ですね。
5月に売れって言葉(Sell in May)
ってことで、
アノマリーの詳細を解説いたします!
・ 3, 6, 9月の成績が悪い理由
・ 8, 9月の成績が悪い理由
・ 10月は大暴落が来る月
アノマリー:四半期の終わりは下落しやすい
結論として、
3, 6, 9月の成績が下落しやすい理由は、
株式を売ることが多いからです。
機関投資家って?
詳細| 機関投資家の説明はこちら
・ ヘッジファンド
・ 投資信託会社
・ 生保/損保/銀行
・ 年金基金…など
年金などは長期的ですが、
ヘッジファンドやアクティブ投信は
短期リターンを求める場合があります。
そして、
ヘッジファンドや投信会社は、
個人投資家とは資金規模が違います。
10億~1000億円、さらに多い場合も。
ヘッジファンドの話しは、
投資家の高橋だんさんの話しが面白い。
彼もファンドマネージャーとして活躍されて、10分で7億円を損した話しは圧巻です。
機関投資家、
特にヘッジファンドなどは、
四半期(3ヶ月)ごとの成績も問われます。
また個人投資家と違って、
運用する資金額が桁違いです。
逆に、
1, 4, 7, 10月で成績がいいのは、
機関投資家の資金が入るからですね。
リターンに影響与えるほどって、
相当すごいですよね。
アノマリー:8, 9月が下落しやすい理由
海外トレーダーがバカンス取るため、
取引を引き下げることが多いから。
長くて1ヶ月は休みの場合も。
投資の格言『セルインメイ』
その続きの言葉を知っているでしょうか?
正式な格言は
『5月に株売って、9月第2土曜日まで戻るな』
(Sell in May and go away, don’t come back until St.Leger day.)
夏枯れ相場(8月)や彼岸底(9月)と呼ばれ、
トレーダーが少ない時期ですね。
日本だとないアノマリーですね。
10月のアノマリー:大暴落が起こる
10月だけは特別なので紹介!
歴史的な大暴落が起こるのが10月
・ 1087年:ブラックマンデー
・ 2008年:リーマンショック
30~50年に一度は
大暴落が10月に起こるかも…
でも基本的には、
四半期の始まりなので資金が流入し、
強気相場になることが多いです。
ポジティブに捉えれば、
10月は基本的に強き相場、
暴落したら購入単価が下がる。
こんな考え方でいいかなと思います。
アノマリーを知って、個人投資家がすべきこと
今まで聞いた話だと、
9~10月に買って、5月に売るべき?
ここで、
皆さんに知っててほしいことは、
変に株を売り買いしないでほしいです。
やっぱり、
Xでこの内容を発信した時にも、
9月に買って1月に売るともありました。
一年の値動きはチッポケです。
売り買いのことは考えずに、
冷静に積み立て投資するのがベストです。
ほったからかし投資!!
アノマリーはなぜ起こるか。
アノマリーって理論も何もないです。
でも世の中の風潮がそうであるから、
投資家みんなが気にされて結果株価が動く。
株価は企業の業績で動くのではなく、
投資家の心理で動くことも多い。
これが現実。
株価 = EPS × PERで表されます。
EPS:一株あたりの利益
PER:投資家の期待値
今の株価が下落、上昇するときに、
EPSが変わるのか、PERが変わるのか。
PERだけが変わるなら要注意ですね。
株価は機関投資家に振り回される…
まとめ
ぜひご覧ください☺
新NISAで長期投資をできない理由を
アノマリーの観点で解説しました!
8~9月は下落する確率が高く、
そこで批判される声が増えて、
メンタルが耐えられないから。
① 機関投資家がバカンスだから。
② 四半期決算でリバランスする。
③ アノマリーで皆に認知される。
投資は企業の業績だけでなく、
投資家心理で動きます。
8~9月で下落することを知っていれば、
変に落ち込まなくて済むはずですね。
投資の負けとは退場すること。
一緒に長く投資を続けていきましょう🔥
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!
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