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【投資価値あり?】NF・日経平均高配当50ETFを徹底解説【日本高配当株】

こんな悩みにお役に立てる記事です💡

今回のブログ記事の目的は2つ。
①NF日経平均高配当50は投資すべきか?
②その構成銘柄は投資価値があるのか?
この2つを徹底分析し投資判断します🔥

改めましてこんにちは!
たいか(Twitter:Taica)です。
31歳で資産2000万円を突破
さらにFIREに向けて
節約・投資を学んでます。

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このブログの収益や実績は
こちらにまとめてます👇

結果だけ知りたい方は
最後のまとめにどうぞ☺

目次に戻る

こちらのオススメ記事も
お役に立てると思うのでぜひ見てほしいです👇

私の日本高配当株の実績

私は約2000万円を株式投資しており
700万円ほどが日本高配当株です。

心強い主力メンバーはこちらです👇

そのほかの銘柄や
具体的な配当利回りはこちらにまとめてます👇

これを踏まえて
次、何に投資しようかな?

ってことで調べると
面白そうなファンドがあったので
『NF・日本平均高配当50ETF』を徹底分析します!

NF・日経平均高配当ETF50を徹底解説

 

NF・日経平均高配当ETF50は
投資する価値があるのか?

全体像として
・ 分配金
・ 手数料
・ 基準価額の推移
・ 純資産の推移
・ ポートフォリオの見直し

などを整理しつつ、

構成銘柄として
・ セクターの割合
・ 上位銘柄の分析

を徹底解説いたします。

ちなみに
これから高配当株投資をする人は
ご自身にあっているか確認してもいいですね💡
高配当株は特殊は投資スタイルなので…

【高配当株投資】こんな人にオススメできない特徴5選

 

NF・日経平均高配当ETF50の全体像

キホン情報はこちら
9月1日時点の情報です。

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489) | NEXT FUNDS
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489)の銘柄情報がご確認いただけます。取引所価格・基準価格・対象指標・乖離率の推移や分配金情報、マンスリーレポートや交付目論見書などがご確認いただけます。
銘柄コード:1489
基準価額:56,526円
純資産額:1326億円
分配金利回り:3.87%
上場日:2017年2月13日
分配支払日:4, 7, 11, 1月
信託報酬率:0.308%(税込)
商標手数料:0.055%(税込)
年間上場料:0.008%(税込)
対象指数:日経平均高配当株50指数

対象指数の詳細
日経平均株価の構成銘柄のうち
予想配当利回りの高い原則50銘柄の指数
比率は配当利回りと流動性で決まります。

あくまでも
日経平均225に含まれる
大企業の中の高配当株です。

日経平均高配当株50って
どんな企業が含まれるの?

NF・日経平均高配当50の構成比率

具体的な50銘柄は次の章でまとめました。

まずは全体像だけザックリ見ると
業種の比率はこんな感じ👇

1. 銀行:18.0%
2. 金属:14.2%
3. 運送:12.5%
4. 卸売:9.6%
5. 化学:9.5%
6. 保険:8.6%
7. 機器:6.2%
その他:21.4%

景気敏感の業界が多い💡

景気敏感であるとは
景気の動向によって業績が大きく変動することです。

景気敏感な業界は
・ 銀行
・ 金属
・ 卸売
・ 機器
・ 化学
・ 証券
・ 半導体
などなどです。

NF・日経高配当50には
結構な割合が景気敏感株!
6~7割が該当していますね。

つまりは
基準価額の振れ幅が大きいです。

そうなんだ!
じゃあ設定されたからの
基準価額のチャートは?

NF・日経平均高配当50のチャート

2017年2月から2023年9月の
基準価額のチャートはこちら👇

黒いチャートが比較で日経225
赤いチャートが日経平均高配当ETF50です。

日経平均高配当50ETFは
2018年~2020年初めまでは
ずるずる下落していき-40%も減少

コロナショックを乗り越えて
最安値から+131%まで大きく成長
見てわかる通りに
日経平均225よりも
チャートの振れ幅が大きいですね💡

日経平均225と大きく違うのが
2021年~2022年の動きです。

高配当株の人気が高くなり
海外投資家からも着目されて
2023年も大きく伸長しています💡

投資の神様の
ウォーレン・バフェット氏も
5大商社買いがニュースですね。

バフェット氏が日本の総合商社5社の株を’
20年8月に5%ずつ取得していることがわかった。
’22年11月には6%、’23年4月に7.4%まで買い増している。
引用:ダイヤモンド・オンライン 23年6月26日
注意すべき点は
景気敏感な業種は今がよければ
数年後は景気後退のリスクがあること。

でもそんな場合でも
ETFに連動する指数会社が
リバランスしてくれないの?

NF・日経平均高配当50のリバランス

 

銘柄の入れ替え(リバランス)は
こちらにホームページより引用します。

毎年1回、「定期見直し」で6月末(最終証券営業日)に構成銘柄を入れ替えます。日経の予想配当を使って、基準日である5月末(同上)の予想配当利回りの高い銘柄を定期見直しルールに基づいて選定します。日経平均から除外される銘柄や、予想配当が無配となった銘柄は臨時に除外しますが、原則として構成銘柄が45銘柄未満となるまではその都度補充はせず、次の定期見直しで50銘柄に戻します。
引用:日経平均高配当50指数

直近の動きであれば4つ

23年3月1日に住友化学を除外
理由は予想配当が未定となったため
23年3月3日に日本軽金属HDを除外
理由は日経平均225から除外のため
23年6月16日に伊藤忠商事を除外
予想配当利回りが低いため
(株価上昇により利回りは2.4%ほど)
23年6月16日に4銘柄を追加
・ 東ソー
・ 三井金属鉱業
・いすゞ自動車
・川崎汽船
思った以上に動きが激しい!

しっかり悪い銘柄を外してくれるのは頼もしいですね☺

とはいえ逆に動きが激しすぎると
これはインデックス投資なのか?
って思っちゃいますね💦

個人的には
伊藤忠商事は組み込んでほしかった。
9期連続増配で力強い銘柄なのになぁ。

たいかさんは
日経高配当50ETFに投資する?

NF・日経平均高配当50ETFに投資するか?

いろいろと勉強した結果
私の結論は・・・

投資しません

理由としては3つ

① 景気敏感株の割合が高い
② 手数料がある程度高い
③ 将来的な利回りが小さい

①と②の理由が大きいですね。

③将来的な利回りが小さいとは
どういうことかを説明します。

例えば
伊藤忠商事の株を
2014年の1月購入すると
株価1300円の配当金46円です。
配当利回り:3.5%

その後は
9期連続増配しており
2023年は配当金160円となります。
2014年で買った株価の利回りだと
160÷1300=12.3%です。

確かに今の伊藤忠は
株価5600円なので利回り2.4%で
高配当株と言われないです。

ただ今は2.4%でも
将来の増配をしたら
5%も10%もありえます。

ただ将来利回りまで踏まえて
投資するのかを判断したいところです💡

目先の利回りだけを考えると
リバランスの手間コストがかかるかなと感じました。

ってことで
日経高配当50ETFには投資しないものの

それぞれの高配当な銘柄でも
魅力的な投資先があると思うので
上位銘柄をそれぞれ確認しよう!!

少しネタバレすると
企業によって配当方針が明確に違いました!

フワッとした言わない企業は
やっぱり減配が多いし
配当性向●●%、下限●●円と
明確に言う企業は安定していました。

後者のような企業に投資したいですね💡

NF・日経平均高配当50ETFの上位銘柄の解説

日経高配当50の銘柄
全てをまとめました💡

NO銘柄コード銘柄セクター利回り比率
19107川崎汽船海運業3.9%4.57%
29104商船三井海運業4.4%3.73%
35401日本製鉄鉄鋼4.3%3.72%
41605INPEX鉱業3.5%3.48%
59434ソフトバンク通信業5.1%3.30%
68306三菱UFJフィナンシャル・グループ銀行業2.7%3.21%
78411みずほフィナンシャルグループ銀行業3.9%3.18%
85411JFEホールディングス鉄鋼4.3%3.13%
99101日本郵船海運業3.3%3.09%
102914日本たばこ産業食料品5.9%3.08%
118316三井住友フィナンシャルグループ銀行業3.7%3.04%
125406神戸製鋼所鉄鋼4.7%2.92%
138058三菱商事卸売業2.7%2.71%
146178日本郵政サービス業4.4%2.66%
155020ENEOSホールディングス石油・石炭4.0%2.62%
168630SOMPOホールディングス保険業4.7%2.62%
174502武田薬品工業医薬品4.2%2.54%
188031三井物産卸売業2.7%2.46%
198053住友商事卸売業3.9%2.43%
208766東京海上ホールディングス保険業3.7%2.31%
217751キヤノン電子機器3.9%2.10%
227202いすゞ自動車輸送用機器4.3%1.99%
238308りそなホールディングス銀行業2.8%1.98%
248304あおぞら銀行銀行業5.3%1.98%
258725MS&ADインシュアランスグループホール保険業4.5%1.92%
262768双日卸売業4.1%1.83%
275019出光興産石油・石炭3.8%1.78%
288309三井住友トラスト・ホールディングス銀行業4.0%1.75%
291928積水ハウス建設業3.9%1.66%
305108ブリヂストンゴム製品3.5%1.65%
314188三菱ケミカルグループ化学3.6%1.59%
328795T&Dホールディングス保険業3.0%1.57%
335201AGCガラス4.1%1.46%
348604野村ホールディングス証券1.9%1.41%
358354ふくおかフィナンシャルグループ銀行業3.3%1.39%
364042東ソー化学4.2%1.37%
378601大和証券グループ本社証券2.8%1.31%
387186コンコルディア・フィナンシャルグループ銀行業3.4%1.14%
394183三井化学化学3.5%1.04%
406724セイコーエプソン電子機器3.2%0.88%
419147NIPPON EXPRESSホールディン陸運3.9%0.87%
425706三井金属鉱業非鉄金属3.7%0.65%
431808長谷工コーポレーション建設業4.4%0.65%
448628松井証券証券5.0%0.61%
454061デンカ化学3.3%0.59%
467762シチズン時計精密機器4.4%0.57%
474208UBE化学4.0%0.57%
485214日本電気硝子ガラス4.6%0.56%
496113アマダ機械3.2%0.51%
504631DIC化学3.2%0.48%

この中の
上位銘柄トップ10を確認します!

もし解説してほしい企業や業種があれば、コメントいただけると嬉しいです☺

初めの3銘柄は辛辣に言ってますが
その後の3銘柄はほめちぎってます。
ざっくりそんな評価と思って見てください☺

基本的には
バフェットコードを使って分析してます。

私が選ぶ高配当の基準
◆ 利回り3%~6%
直近5年増配 or 維持(特に業績悪化時)
◆ 配当性向は30~50%
配当政策が明確か
◆ 営業利益率が10%以上
EPSが5年間で上昇 or 維持
◆ 自己資本比率50%以上
◆ 今の利回りが過去より高いか(買う時)

数も多いので
まずはザックリ検証して可能性だけ分析します!!

超重要ポイントの3点で判断します💡
・ 配当金を増配や維持しているか?
・ 配当政策が明確か?
・ EPSを上昇・維持しているか?
補足として
EPSとは一株あたりの利益であり
企業の実力がわかる指標です。
それではいきましょう!!
👆5大商社はガチ分析しているので
高配当銘柄選びに5大商社を考えている人
投資判断の具体的な動きを知りたい人は
参考になるかなと思います💡

 1. 川崎汽船

キホン情報
・ 業種:海運業
・ 時価総額:1.26兆円
・自己資本比率:73.5%
・ 配当利回り:3.9%
配当金はこちら👇

17年~20年は無配当で、
21年からドカッと増加しましたね💡

逆に一気に増えすぎて
少し警戒しちゃいますね🤣

配当政策は明確なのでしょうか?

配当政策
中期経営計画に基づいて、最適資本構成を常に意識し、企業価値向上に必要な投資及び財務の健全性を確保のうえ、適正資本を超える部分についてはキャッシュ・フローも踏まえて積極的に自己株式取得を含めた株主還元を進めることを基本方針としています。

つまりは配当政策の情報量はゼロですね(汗)

配当政策が明確でないので
22年から23年で配当金が下がるのも納得。

 

高配当株投資で求めているのは
『長期的に』『安定した』不労所得を得ること。

川崎汽船の場合は
ドキドキしちゃうので
私のスタンスに合わないですね🤣

続いてEPSはどうでしょうか?

16年~20年は苦しい時期が
続いていたのかなと感じ取れます。

こちらも22年から一気に増えましたね。
ものすごい景気敏感な銘柄ですね。

日本高配当50ETFに入ったのも
23年6月からと新参者です。
長期目線で投資するなら
まだ数年は投資しなくていい銘柄ですね。

2. 商船三井

 

キホン情報
・ 業種:海運業
・ 時価総額:1.49兆円
・自己資本比率:53.6%
・ 配当利回り:4.4%
配当金はこちら👇

先ほどの川崎汽船と同様で
22年から配当金がバク伸びしてますね💡

この配当金が続けばいいですが
急激に伸びた配当は続かないことが99%です…

ってことで
配当政策が明確か確認しましょう!

配当政策
2022年度は連結配当性向25%を目安として業績に連動した配当を行い、中長期的経営課題として配当性向の向上にも取り組む方針としてきました。
2023年度の株主還元については、当社の企業価値および財務体質の改善が進展したことに伴い、連結配当性向30%を目安とし業績に連動した配当を行う予定です。

商船三井は配当性向の数字が
記載されてますね💡

とはいえ、
配当性向の表記ということは
利益が減ると配当金が減ります。

ディフェンシブ銘柄なら
業績がそこまで変わらないので
ある程度の未来予想もできます。

一方で景気敏感な企業だと
配当性向に依存したら配当金の増減も激しすぎますね….
本当に嬉しいのは
減益した時でも配当維持 or 増配です。
配当政策にこの文字が欲しいです。

続いてはEPSも確認しましょう!

16年~20年は苦しい時期が
続いていたのかなと感じ取れます。

こちらも22年から一気に増えましたね。
ものすごい景気敏感な銘柄です。

先ほどの川崎汽船と同じ動きなので
銘柄ではなく業界の動向が関わってそうです。

減配が多いので
投資はないかな..

 

 3. 日本製鉄

 

キホン情報
・ 業種:鉄鋼
・ 時価総額:3.23兆円
・自己資本比率:41.7%
・ 配当利回り:4.3%
配当金はこちら👇

16年-17年、19年-21年と
配当金は維持されずに減配しています。

せめて
維持してほしいなぁ…

配当政策を確認しましょう!

配当政策
連結配当性向年間30%程度を目安を基本として、企業価値向上に向けた投資等に必要な資金所要、先行きの業績見通し、連結及び単独の財務体質等を勘案しつつ、第2四半期末及び期末の剰余金の配当を実施する方針としています。

こちらも配当性向30%と
明確な指標があることは助かります。

一方で景気敏感な企業なので
配当性向って指標だと
配当金の増配・減配するので
将来予想を立てずらいです…

って先ほどから
何かも言ってますね🤣

続いてはEPSも確認しましょう!

確かに減配した時は
EPSも落ち込んだタイミングですね。

EPSが下がった時でも
配当金を維持いただける銘柄なら
すごく投資したいですね💡

👆こちらには
アメリカの高配当株をまとめてます。

P&G、J&J、3M、コカ・コーラは
60年以上も連続増配しています。
もちろん不況は何回もあり全て乗り越えてます。

4. INPEX

キホン情報
・ 業種:鉱業
・ 時価総額:2.74兆円
・自己資本比率:62.2%
・ 配当利回り:3.5%
INPEXは高配当株で有名ですね💡
SNSでもよく話題に上がってます。
配当金はこちら👇

21年の動きだけ残念なものの
長期的には増配してて素晴らしいです!

21年のような減配がないか
配当政策も確認しましょう!

配当政策
総還元性向40%以上を目途とし、1株当たりの年間配当金の下限を30円に設定するなど、安定的な配当を基本としつつ、事業環境、財務体質、経営状況等を踏まえた自己株式取得を含む、業績の成長に応じた株主還元の強化に取り組むこととしております。

今までとは違って
かなり明確な文言ですね💡

配当性向、下限、安定配当と
明言してくれるのは頼もしいです!

続いてはEPSはどうでしょうか?

14年から16年は苦しい時期でした。
それでも配当金を維持したのはスゴイ!

確かにSNSなどでも
INPEX素晴らしいと言っている理由がわかりました。

まだ投資してなかったので
別ブログ記事で詳しくまとめようと思います💡

良さげな銘柄に出会えてよかった!

5. ソフトバンク

 

キホン情報
・ 業種:通信
・ 時価総額:7.92兆円
・自己資本比率:15.0%
・ 配当利回り:5.1%

誰もが知っている
通信大手キャリアですね💡

高配当株としても有名です。

それでは配当金から見ましょう

配当金は86円で推移していますね。

コロナショックの20年でも
維持しているのがいいですね。

配当政策も確認しましょう!

配当政策
配当については、安定性、継続性に配慮しつつ、業績動向、財務状況および自己株式取得を含む総還元性向などを総合的に勘案して実施していく方針です。親会社の所有者に帰属する純利益に対する総還元性向85%程度(注)と定めています。
配当性向85%と相当高いのが特徴です。
これを長期的に持続できるのかがポイント

高配当株投資家も議論されてますね💡

配当性向が高すぎると
企業が成長する資金がないので
いずれは衰退するリスクもあります。

そのため配当性向は50%までと指標もあります。

では
ソフトバンクは配当性向が高いので
衰退していっているのか?

EPSを確認していきましょう。

スゴイ!
きれいな右肩上がり!!

配当性向が高くとも
持続的にEPSが上がるのは頼もしいです💡

多少リスクはあるものの
投資する価値ありですね☺

6. 三菱UFJ

キホン情報
・ 業種:銀行
・ 時価総額:14.22兆円
・自己資本比率:4.7%
・ 配当利回り:2.7%

こちらも
高配当株の有名どころですね💡

2022年の後半からは
金利も上がったために

銀行株の業績upを予想して
株価も急上昇しています。
それでは配当金を見ましょう!

キレイな右肩上がり!
素晴らしいですね☺

配当政策も見ていきましょう!

配当政策
配当につきましては、利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加を基本方針とし、2023年度までに配当性向は40%への累進的な引き上げをめざしてまいります。

安定的・持続的な増加と文言ありますね。
また配当性向は40%へ増やすとのこと。
明確で頼もしい配当政策です。

今の配当性向は30%~35%なので
業績upも相まって増配予想できますね💡

EPSも確認しましょう!

21年までは
金利引き下げが続いていたので
苦しかった銀行でしたが

ついに金利引き上げで
業績も上がってきましたね💡

投資判断はアリですね。
*ただし今は利回り低めなので待ってもいいかも。

私も主力銘柄の一つなので
動向チェックしていきます!

7. みずほ

キホン情報
・ 業種:銀行
・ 時価総額:6.21兆円
・自己資本比率:3.6%
・ 配当利回り:3.9%

みずほ銀行は
ATMシステム不良でニュースのイメージが強いですね💡

では
みずほの配当金から見ていきましょう!

長期的にも配当維持・増配で
イイ感じですね💡

この動きが将来も続くのか
配当政策も確認しましょう!

配当政策
累進的な配当を基本とし、自己株式取得は機動的に実施」することとしております。配当は、安定的な収益基盤の着実な成長に基づき、配当性向40%を目安に決定し、自己株式取得は、業績と資本の状況、株価水準、成長投資機会等を勘案して決定してまいります。

累進配当と配当性向40%と記載されていますね💡

とはいえ
現状で配当性向が39%であり
利益が大幅upしない限りは
大きな増配はないと考えられます。

維持してくれるのも
ありがたいですね。

持続的に利益がでそうか
EPSも確認しましょう!

先ほどの三菱UFJと
ほぼ同じ動きですね💡

結論から言えば
銀行株に投資するのはアリ

ただ
みずほに限ってはシステムトラブルが気になります…

ここが大丈夫と判断できたら投資価値あり💡

8. JFE

キホン情報
・ 業種:鉄鋼
・ 時価総額:1.35兆円
・自己資本比率:39.3%
・ 配当利回り:4.3%

JFEも高配当株なんですね…

景気敏感なので
今一瞬だけが高配当なのか
長期的に高配当なのか確認しましょう!

まずは配当金から👇


配当金の上げ下げが激しすぎる…

これだと将来の不労所得を
予想するのは難しいですね…

直近の配当が高いので
高配当ETFに組み込まれただけですね。

配当政策も見ていきましょう!

配当政策
当社は株主への利益還元を最重要経営課題の一つと考えており、グループ全体として持続性のある企業体質の確立を図りつつ、積極的に配当を実施していく方針としております。具体的には配当性向(連結ベース)を30%程度とすることを基本として検討します

配当性向30%と言いながらも
検討しますって文言で確約ではないです。

累進や維持なども書かれていないので
減益すると配当金も減るそうです…

減益しなければと思うので
EPSも確認しましょう!

鉄鋼は景気敏感な業界なので
かなり増減が大きいですね。

投資判断としてはナシですね💡

9. 日本郵船

キホン情報
・ 業種:海運業
・ 時価総額:2.01兆円
・自己資本比率:65.6%
・ 配当利回り:3.3%

1の川崎汽船、2の商船三井に続いて
日本郵船もランクインしていますね。

こちらも長期的に配当出しそうか
確認していきましょう!

まずは配当金から👇

スゴイ!
22年~23年で突然の増配!!

海運業は業界全体が増配ですね💡

複数の業種を見ると
会社の方針か業種の方針かがわかります。

ある会社に投資する予定でも
業種全体の動きも見ると投資判断しやすくなります。

よくある分析手法だと
PEST, 3C, 5F, SWOT分析を使いますよね。
別途ニーズあれば説明しようと思います。

とはいえ
日本郵船も直近でパッと伸びただけで
持続的な配当はないかも?

ってことで
配当性向を確認しましょう!

配当政策
当社は株主の皆様への安定的な利益還元を経営上の最重要課題の一つとして位置付け、当事業年度(2023年3月期)までは連結配当性向25%を目安とし、業績の見通し等を総合的に勘案し利益配分を決定しています。合わせて、業績の変動に左右されない最低限の配当を継続することを基本とし、1株当たり年間20円を下限金額としています。

日本郵船は他2社と比べて
配当政策が明確に記載していますね。

気になるのは
① 配当性向25%をもうチョイ上げたい
② 年間20円下限は低すぎること
20円下限だと
配当利回りが0.5%ですね💡
せめて100円くらい欲しいです….
数年後に落ち着いたら政策も変わるかもですね。

EPSも確認しましょう!

やはり海運業はどれも共通してて
22年決算が素晴らしいですね。

逆に一時的なピークの可能性も高いです。

長期的に高配当株が欲しいなら
数年は待ってもいいかもです。

私は一旦投資しないです。

10. JT

キホン情報
・ 業種:食料品
・ 時価総額:5.68兆円
・自己資本比率:55.5%
・ 配当利回り:5.9%

最後に分析するのはこちら
高配当株で有名なJTです。

それでは
配当金から確認しましょう!

22年での減配は大きなニュースでした。

もともと配当性向がかなり高く
減配するだろうと言われた時でした。

とはいえ23年決算では
配当金が復活しました💡

大きな事業再編を行っており、
タバコ事業の本社機能をスイスに移したり
1000人規模の大きなリストラで再編しました。
そんなJTが将来の長期的に高配当か確認しましょう!
配当政策
資本市場における競争「中長期に亘る持続的な利益成長に繋がる事業投資を最優先」と「事業投資による利益成長と株主還元のバランスを重視」という観点から、資本市場における競争力ある水準として、配当性向75%を目安とする。
配当政策は75%とかなり高く設定されてますね。
これが続くのかが悩ましいです…
一方で
累進や維持、下限などが明言されておらず
減益された時がどうなるかです。
ただし後述しますが
JTは16年から21年とEPSが常に下落。
それでも増配し続けたのは
信頼できる動きですね💡
こちらにはEPSを示しています。👇

タバコ事業の大幅再編で
利益がどうなるかがチェックポイントです。

投資判断は賛否両論あるものの
私はナシです。

・ 配当性向が高い
・ ESGの流れに逆らっている
・ 私がタバコ嫌い

投資をする上では
数字の分析だけではなく
企業に応援できるかも大事ですね💡

今回はNF・日経平均高配当50ETFを徹底解説しました。

結論はこちらの通りです。

NF・日経平均高配当50ETFは
・ 景気敏感な業種が多い(7割)
・ 手数料0.37%ほどで高い
・ 将来利回りは期待できず
ってことで
私は投資しない判断をしました。

 

さらに
トップ10銘柄への投資判断も解説
結論はこちらの通りです。
1. 川崎汽船:投資しない
2. 商船三井:投資しない
3. 日本製鉄:投資しない
4. INPEX:投資したい
5. ソフトバンク:投資したい
6. 三菱UFJ:投資したい
7. みずほ:投資しない(6でOK)
8. JFE:投資しない
9. 日本郵船:投資しない
10.JT:投資しない証券口座を開くならSBI証券がオススメ
手数料も業界最安値でポイント投資も充実
最終的に投資判断するものはご自身です。
ぜひぜひ
このブログを参考にしつつ
自分で判断することをオススメします💡
投資冥利につきれば幸いです!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!

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ぜひご覧ください☺

 

 

 

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